「お前のワクチン券が届いたぞ」。
ずっと彼のところに住民票を置かせてもらっている。
日本での諸々の面倒なことをいつも助けてくれている。
これまでは名前もなかったけど「海外暮らし支援隊」と命名することにした。
彼は引越し好きで2-3年に1度は引っ越す。
なので私の住民票もその度にあちこちに行く。
今はたまたまいつも借りてるウィークリーマンションの隣の区に暮らしている。
なかなかいいマンションだ。
彼がまた他に引越した後に借りるのもいいかもと思った事がある。
でも気が付いた。値段のレベルが違い過ぎる（笑）。
住民票なんて抜いた方が得だろうとみんなに言われる。
確かにそうだけど、その話はまた別の機会に。。。
「で、どうすればいいの？」と聞いたけど。
今の日本でそれを知っているものは誰もいないと言う。
ワクチンがいつ来るかは、ボケ老人はもとより宅配担当大臣にも分からないし。
いつどこで打てるかなんて、火星の話より未知の世界だ。
「ファクトはワクチン券が届いたという事だけだ」と言われた。
まあ昔の「肩叩き券」みたいなものだと。
まあ期待せずに待っていれば、その内には順番が回って来る。
少なくとも収まって必要がなくなった頃には余るから打てる。
「肩叩き券」なんてそんなもんだ。
やる方の気分で使えなかったり使えたりする。
その代わり期限はない。
そういうもんだと言われて、そんなもんかなと思った。
期待するから頭にくるのだ。
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