2019年12月27日

マレーシアって英語が話せなくて暮らせるのだろうか?

「マレーシアに来る前はとても不安だったけど、10年暮らしてみて分かったこと」

英語が話せなくて暮らせるのだろうか?

私がマレーシアに引っ越そうと思った当時は、今ほど詳しい情報はなかった。
テレビでマレーシアの事を放送するなんて事もなかった。

私の思っていた海外で暮らすイメージ

朝のマーケットで店のローカルさんと英語で雑談なんかして。
その話でやけに盛り上がって、おまけしてもらって買物をしてくる。

そんなイメージがあった。
今思うと、多分イタリア辺りのマーケットのイメージかも。

もう一つのイメージ。
同じコンドに住むローカルさんたちとたまには集まってバーベキュー。
いろんな国の人たちと楽し気に英語でいろんな事を雑談なんかして笑いあってる。

そんな呪縛に縛られていた。

海外暮らしを始める前に準備したこと

40代から漠然と海外で暮らしたいと思っていた。
いずれやってくる海外暮らしのために、英会話教室に通ったりもしていた。

結構真面目にやったけど、具体的な目標がないとなかなか力も入らない。
いつしか線香花火のように消えていた。

マレーシアに行こうと決めてからは必死だった。
何と言っても海外暮らしの呪縛に縛られている。

英語が話せないと日常生活が成立しないと思い込んでいた。
教室にも通ったし、いつもイヤホンで聞いていた。

まあまあ日常会話くらいは出来るようになった、と思っていた。

マレーシア暮らしを始めてみて気が付いた

私が英会話教室で話していたのは「きれいな英語」。
NHKの英会話も「きれいな英語」、それもゆっくりとした。

マレーシア暮らしをして愕然とした。
全然聞き取れない。

でも幸いに、日常生活で会話をする必要は全くなかった。
買物だってほとんどはスーパー。

日本と同じようにカゴに欲しいものを入れてレジに行けば買える。

ほとんど英語が話せない人がいくらでも暮らしている

暮らし始めて周りの人を見ると、英語が全く話せない人がかなりいる事に気が付いた。
それも、もう何年もマレーシアに暮らしている。

どうしてるか?
日常生活にはほぼ支障がない。
何かあった時はどうするのか。
大した事じゃなければ、英語が話せる仲間に助けてもらう。
専門的な事は日本語が話せるローカルさんに代行を頼む。

幾ばくかの費用は掛かるけど、解決はできる。
今から大変な労力を掛けて英語を習得するより合理的な方法だとは思う。

それでも話せる方が楽

全く話せなくても、何とかやっていける。
そうやって何年も暮らしている人はいくらでもいる。

クアラルンプールの大きな私立病院だったら、日本人のスタッフが常駐していてサポートしてくれる。
全部日本語で大丈夫だ。

でも日本で暮らしていても会話が必要な時があるように。
マレーシアにいても同じ。

話せる方が楽なのは確かだ。⇒ ポチッにほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へ