昼メシを一緒に食べないかのお誘いの電話だった。
”タマンデサ”の日本食堂に天丼を食べに行こうと言う。
”じゅんちゃん”、あと3日で本場の日本で食べられるんだから。
何もここでそんなもの食べなくたって。
私もそうだけど、日本に帰る間際になると、どういう訳か日本食が食べたくなる。
いったい何なのだろう。
”じゅんちゃん”ママはお友達ととても美味しいものを食べに行ってるらしい。
”タマンデサの友人”はイポーで引越し先を探しているし。
今日は男二人で、天丼。
おお!見た目最高。
以前ここで食べて、完全リピありで絶賛した。
あれから半年が経った。
さあ、どう進化しているのだろう!
驚くほどに退化していた。
不思議なんだけど、どうしてこうなるんだろう?
そこそこ美味しいと思った日本食堂が、一気になんちゃってに変わっちゃう。
天丼に掛けるツユを別に盛ってきた。
なるほど、どれほど掛けるかは結構好みだから、いろいろと工夫しているんだなと思った。
浅草に本店がある店が進出してきた時は、それで失敗した。
恐ろしく濃いツユをこれでもかと掛け過ぎた。ありゃホントに不味かった。
上に乗ってる天ぷらにツユを掛けながら食す。
やがて白米に行きつく。
ここで驚いた。
白米の上に、これでもかと「天かす」が掛けてあった。
「かす」って言うくらいだから、カスなのだ。
油っぽ過ぎて食べられたもんじゃない。
シェフ自らが美味しいと思ってそうしているのだろうか。
それとも、誰かに美味しいと教えられたのだろうか。
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