2014年01月16日

沢木耕太郎の「深夜特急」は、バイブルみたいなもの

本を読むのが好きで、日本人会の図書室に、良く借りに行く。
今日、何となく書架を眺めていたら、「沢木耕太郎」氏の名前が目に入った。

探したらあった。
my3429.JPG

深夜特急。
私にとって、この本はバイブルに近い。

この本に出会ってなかったら、私は今、マレーシアには いなかったかもしれない。
ここ クアラルンプールに 一番最初にやってきた時も、バンコクからシンガポールまで マレー鉄道で南下している途中だった。

本当に、お金がなかったせいもあるけど。
わざわざ選んで、汚い宿に 泊っていたような気もする。
バックパッカー気分を 味わいたかったのだろう。

残念ながら、本当のバックパッカーには、なれなかった。
ちょっと年を取り過ぎていると、当時は思い込んでいた。
今思えば、臆病だったのだろう。

いまこうして マレーシアに住んでいても、どこか旅の途中のような 思いがあるのは、この本の せいかもしれない。



posted by kabumy at 02:17 | TrackBack(0) | 日々の暮らし | 更新情報をチェックする

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