毎年7,8月は、少ない。
来月に入ったら、また毎日、夕方になるとスコールがやってくる。
その雨の量たるや、半端な降り方ではない。
車で走っていると、ワイパー全開でも、ほとんど前が見えないし。
傘なんかはクソの役にも立たない。
なので、傘を持って外出する人間なんていない。
東京でも、ゲリラ的集中豪雨とかが、大きな問題になっていると、ニュースでやっているのをみた。
それでも、熱帯地方のスコールに比べたら、まだまだスケールは小さいように思う。
クアラルンプールで、真っ黒な雲が立ち込めてきたら、みんな諦めて雨宿り体制に入る。
降り始めたら、それこそ一瞬にして、プールをひっくり返したような雨になる。
道路は川のようになって水が走る。
でも、被害はそれほど出ない。
止んだら、何事もなかったかのように、すぐに普通の生活に戻る。
毎日の事だから、備えが違う。
普通の住宅地の側溝さえ、相当深くて広い。
歩道の下にも排水路が埋設されている。
覗きこんでみると、こちらも相当深く、広い。
ここに車道の雨水も、流れ込んでくる。
これから先、雨水達はどこに行くのか?
都市のなかの、あちこちに点在している湖に貯水されている。
自然豊かな、クアラルンプールならではの方法だ。
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