2012年03月10日

普段は地下自動車専用道路 そしてある時は豪雨排水経路

今日は、恒例のタマンデサデイ。
毎週、だいたい土曜日に、タマンデサの友人のコンドのプールに遊びに行く。
昼飯は、最近ハマっているCeggoの板麺を友人と一緒に食した。
スパイシー板麺を頼んだ。舌が麻痺しそうなほどの辛さだけど、旨い。

午後からは、友人がブキッビンタンのパビリオンに行きたいと言うのでお付き合い。
車でタマンデサからブキッビンタンへは、凄く行きやすい。

というのも、タマンデサ付近からブキッビンタン付近まで、スマートハイウェイという地下の自動車専用道路がある。
地下トンネルに入って出るまで、10分とかからない。
制限速度60kmのところを、みんな80、90kmで走り抜ける。

ちょっと混んでるなと思いつつ、スマートの入口まで行ったら、なんとクローズ。閉鎖されていた。
多分原因はこの前の大雨。
夜中ずっと降り続いた豪雨だと思う。

このスマートトンネルは、道路の機能以外にももう一つの機能を持っている。
クアラルンプール市内を豪雨災害から守る為の雨水排水機能がある。

10q位の雨水排水トンネルの内、4kmほどは2段構造になっていて、上は道路、下は排水経路になっている。

普段は雨水が流入されないよう、閉じられている。
ちょっとした嵐になると下段の部分だけを排水経路として開放する。その時には上段はまだ交通用の地下トンネルとして利用されている。
ほんとの嵐になると上段の交通は遮断され、上段、下段ともに排水用の経路として利用される。

多分この前の豪雨の時、開放されたんだろう。
でも普段は道路の地下トンネルとして利用していて、災害時は排水経路として利用するなんて柔軟的、合理的に考えるよなぁ、と感心する。

日本じゃまず無理だろうなぁ。道路と排水じゃ管轄するお役人様が違うからねぇ。
それも両端にある最終排水個所は自然の湖と言うのがいいよねぇ、と思ってしまう。

さすがに都市と自然が融和する、クアラルンプールだなと思う。



posted by kabumy at 23:11 | TrackBack(0) | マレーシアでの車の運転 | 更新情報をチェックする

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