2021年06月01日

ロックダウンだけど、まあ何か楽しみを見つけることにしよう

我が部落は全員日本には帰らずマレーシアに居残ることにした。

積極的にそう決めたというより、決断が付かずにダラダラと残ることになったという感じだ。

日本に帰っても集まって食事ができる訳でもないし。
ロックダウンが見に染み付いてしまっていて、ちょっとした密でも怖い。


狭い東京の住環境にいるより、自然豊かなここにいる方が心のためにもいい。
そんなこんなで、ここにいることにした。

まあ何か楽しみを見つけることにしよう。

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2021年06月02日

とにかく我が部落はこのままマレーシアに留まる事に決めた

とにかく我が部落はこのままマレーシアに留まる事に決めた。
我々の暮らしているところは「メルバレー」というゴルフリゾートだ。

人口密度は極めて低い。
それに狭い世界なので感染者が出るとすぐに分かる。


そういう意味では、ここに引きこもっていれば安心ではある。
この中で散歩も出来るから運動不足にもならずに済む。

そうは言っても、買物に行かなければ食べるものはなくなる。

近所にスーパーはあるけど。
残念ながらこのリゾートを一歩出ると、この周囲は感染者は多い。
何ヶ月か前にも鉄条網で封鎖されていた実績を持っている。

多分イポーの中でも一番感染者が多いエリアではないだろうか。


なので面倒でも遠くまで買いに行っていた。
でも残念ながら今回の移動制限で10q以上は行けなくなった。

ギリで圏内には入っているけど警察と揉めたくないしなあ。

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2021年06月03日

”きーちゃん”からLINE、「だから一緒に日本に帰ろうって言ったじゃない」

あまり”お仕事”の事は書かないけど、それなりに頑張っている。
サボったら、あっというまに下流老人に成り下がってしまう(笑)。

マレーシアの物価が安いし、何をする訳でもないので極めて安く暮らせてる。


ということで、元々の目標も低いからまあそこそこやって行けてる。

いずれ日本に帰る日の事を考えると、恐ろしくて仕方がない。

ロックダウンになる前に帰って行った”きーちゃん”からLINEがあった。
2ヶ月の予定で遊びに来ていたけど、危険を察して早めに帰って行った。

「だから一緒に日本に帰ろうって言ったじゃない」
我々一同、返す言葉はない。

都会は危ないから、”きーちゃん”の家に泊って遊んでればいいじゃないと誘われた。

「ゴルフも出来るし、毎日ハイキングだって出来たのに」
当然のことだけど、毎晩自宅で酒盛りだ。

近所の居酒屋だって深夜営業だという。


「ゴルフが出来ないのに、そこにいても仕方ないだろう」と、トドメを刺す。
確かに・・・。

もう完全に今日は”きーちゃん”に言われっ放し。
でもそんなに遊んでいる日本の方が落ち着いて来ている。

何か変だな?

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2021年06月04日

一緒に日本に帰れば良かったとずっとブツブツ言ってる

”タマンデサの友人”はとても後悔しているみたいだ。
”きーちゃん”と一緒に日本に帰っていれば良かったと。

そうすればいつでもゴルフができたし。
外食も宴会も好き勝手にやり放題だったと。


それに近々温泉にも行くらしいとブツブツ言っている。

”きーちゃん”にからかわれているだけじゃないのと言っても、完全に信じて疑わない。

ここイポーも今年の初めだったか、一瞬だけ出かけられる時があった。
隣の州のランカウイ島に行く計画をした事があった。

全島免税の島で、お酒がとても安い。
みんな乗り気だった。

久し振りにきれいな海もいいねえなんて言ってた。

何が原因だったか忘れたけど。
もたついているうちに州をまたいでの移動は禁止になってしまった。


あれだけでも行けてたら、多少みんなのストレスも抑えられていたかも。
まあ今となってはどうしようもないけど(笑)。

でもホントにあの自由に行き来できる日はいつくるのだろう。

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2021年06月05日

今日から週末、本来なら嬉し楽しの日々のハズだけど

今日から週末。
本来なら嬉し楽しの日々のハズだけど。

なかなかそうも行かない。
Stay Homeの毎日だ。


でもみんな家でジッとしているのかなあ?
全然減って来ないのはどうしてなんだろう?

この前も窓の外に見える家に大勢の人が出入りしてたけど・・・。

KLの友人曰く、部屋から見える高速には相変わらずたくさんの車が走っているって。

それはそうと、変な習慣がついてしまった。
平日は”お仕事”もあるし、そこそこ忙しいからいいけど。

週末になるとやる事がない。
ゴルフは出来ないし、宴会のお誘いもない。


仕方がないから、夕方からワインをチビチビやるようになってしまった。
おかげでこの時間になるとほとんど気絶寸前だ。

多分明日になったら更新した事も覚えていない。

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2021年06月06日

誰もいないゴルフ場で鳥の声だけが、何だかもったいないよなあ

mz0321.jpg

誰もいないゴルフ場。
もったいないよなあ、こんなに広いのに。

ゴルフはダメでもせめて歩くのはOKにすればいいのになあ。
こんなところで誰も感染なんてしないって!

緊急事態なんちゃらでも、日本ではゴルフはOKなんだそうだ。

週に2度は行ってるよって言ってた。
そりゃそうだ、これがダメならオリンチックもダメだって話になっちゃう。


ここペラ州は少しだけど減って来た。
あまり一喜一憂しても仕方ないけど。

普段そんなにゴルフなんてやらないのに。
出来ないとなるとやりたくなってくる。

そういう天の邪鬼って、私だけ?それともみんな共通?

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2021年06月07日

どこにも出かけずに引きこもって1週間が経った。

完全ロックダウンになって1週間が経った。
ロックダウンが始まる前日に買物に行って恐ろしい量を仕入れて来た。

あれから1週間、完全に引きこもっている。

買物は認められているから、別に出かけてもいいのだけど。
どうも怖い。


ここメルバレー自体は感染者はほとんどいないようだけど。
この周辺は意外に多い。

ここから2-3q行ったところは常に数十人の感染者が発生している。
なので近場のスーパーは怖くて行けない。

かといって、遠くの安全そうなスーパーは検問に掛かりそうで怖い。
何かの行き違いがあって、想定外の事が起こらないとも限らない。

ビビりな人間はこういう時に本当に困る。

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2021年06月08日

みんなと一緒の楽しいマレーシア暮らしもいつまでも続く訳ではなかった

完全ロックダウンが始まってからの1週間というもの、完全に引きこもっていたと昨日書いた。

部屋から1歩も出ていないかのような悲壮感に満ち溢れていた。
ちょっと誤解を与えたかもしれない。


あくまでもここゴルフリゾートから一歩も出ていないということで。
リゾート内では毎日散歩はしている。

それも環境的には恵まれている。

mz0322.JPG

左側はゴルフ場だ。
リゾート内なので交通量もほとんどない。

いつも”お仕事”が終わってから、スコールがやって来る前に出かける。
結構タイトな予定だ。

今日もいつものように1人でテレンコと歩いていた。
目の前に見た人が歩いていた。

”じゅんちゃん”だった。
ちょっと話しながら一緒に歩いた。

もちろんディスタンスとマスクは必須。
見つかったら罰金だ。

「もう少し簡単に帰れるようになったら撤退しようと思っている」と言う。
最近あまり真面目な話はしていなかったので驚いた。


”きーちゃん”は短期滞在以外はもう戻って来る気はないと言っていたし。
”タマンデサの友人”も日本の居場所を見つけると言っていた。

いつまでも続くかのように思っていた楽しい生活も。
いつかは終わってしまうという事なのだろう。

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2021年06月09日

このままマレーシアに残るより、日本に帰った方がまだ可能性が

”じゅんちゃん”がマレーシアから撤退すると言う。
昨日、散歩中に突然告白された。

まさか、まさか。


あんなに苦労して日本から戻って来たのに。
もう少し我慢すればゴルフだって出来るようになるのに。

彼らの一番の趣味は旅行。

コロナが中国からやって来る前の平穏な頃。
我々と一緒に近隣諸国に出掛けてもいたけど、夫婦だけでもあちこち出かけていた。

それが今は海外はもちろんの事、隣の州にも行けない。

日本に帰った方がいろんな可能性がありそうだと言う。
オリンピックで一時的には増えるだろうけど、多分コロナが収まるのも早いだろうと。

海外旅行は少し時間がかかるかもしれないけど。
少なくとも国内には行ける。


自分たちも元気に旅行が出来るのもあと5-6年くらい。
あまり時間を無駄にしたくないと訴える。

確かに”じゅんちゃん”の言う通りかも。

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2021年06月10日

コロナは想像以上に身近に迫っているのを実感した

冷蔵庫の中がほぼ空になってきた。
仕方なく買物で出かけた。

いつもの近場のスーパーは、周囲で感染者数が多いので避けて。
まあ安全かなと思われるエリアまでわざわざ買いに行っている。


途中近道をしようと思って脇道に入った。
なんと鉄条網で囲われているエリアに出くわした。

安全なところを選んだつもりが、自分から危険に飛び込んで行ってしまった。

日本だったらワイドショーのいい題材になるのに。
コッチではペラ州のコロナのサイトにも乗らない。

そこの風景が、何ヶ月か前にリゾートの近所で鉄条網に囲われたところととても似ていた。
何か共通したものがそこには潜んでいるのかもしれない。

今、我が部落の一番の関心事は、「いつ日本に帰るのか?」になっている。
あと4日で今の「完全ロックダウン」は終わる。

そして1ヶ月間の次の段階のロックダウンに入るらしい。

多分だけど、一部の経済活動は緩和されるだろうけど。
我々に関係する生活する上での制限は変わらないだろう。

そうなると「いつまでもここにいてもしょうがないよね」という話にどんどんなって行く。


栃木の山奥で暮らしている”きーちゃん”からは「早くウチにくればいいのに!」とけしかけられる。

ゴルフと宴会さえ出来るようになればなあ・・・。
そんな話なんて一気に消えるのに。

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2021年06月11日

そのままの厳しさで完全ロックダウンが2週間延長になった、マジで泣・・・

今週のお仕事も終わった。
まあまあだった。

でもマレーシアで暮らしていく分には大丈夫だ。
問題は日本に帰って行く時だ。


同じく独り身の”タマンデサの友人”は「ジッとしてれば何とかなるよ」と言うけど。
そんなに上手く行くかなあ。

少なくとも私の好きな東京には住めない?

在マレーシアの日本大使館からメールが届いた。
6月11日、イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣は、「完全ロックダウン」(当初6月1日から14日まで)を6月28日まで延長する旨の声明を発出しました。なお、製造、ビジネス及び産業活動のための許可される活動(ポジティブリスト)及び許可されない活動(ネガティブリスト)並びに規制(SOP)はこれまでどおりとのことです。

恐れていたロックダウンの延長だ。
そのままの厳しさで、当初予定の6/14までが2週間延びて6/28までになった。

そりゃそうだろうなあ。
ちっとも減らない。

こんなにロックダウンをやってるのに減らないってどういう事?

州またぎの移動を禁止してるのに、抜け道を探して故郷に帰って親戚一同が集まるから。
この前のラマダン明けの時はひどかったみたいだ。

いくらロックダウンをやってもみんなが守らなきゃ効果はない。

それと工場。
これは構造的な問題だから、なかなか難しいだろうなあ。


さて我が部落はどうしますかねえ?
このままここにいても仕方ないような気もするし。

明日”きーちゃん”も一緒に入って、リモートで話し合いをする事になった。
撤退にまでは発展しないと思うけど。

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2021年06月12日

「日本にはいつ帰るのがいいのか?」でリモート会議は始まった

”きーちゃん”を交えて、フルメンバーでのリモート会議になった。
テーマは「日本にはいつ帰るのがいいのか?」だ。

あくまでも「リモート会議」だ、宴会ではない。
まあ無事に済むハズはないけど。


それにわざわざリモートで会議をするような話でもない。
でもなかなか悩ましい問題ではある。

今進行中の「完全ロックダウン」は14日に終わるはずだったけど。
2週間延長になって28日までになった。

規制の内容は変わらない。
という事は、外食もゴルフもできない。
ましてや集まって宴会など論外だ。

となると、ここにいる意味がほとんどない。
水際対策の強化とやらで、多少のハードルの高さはあるけど。
ここは日本に帰った方がいいのではないか。

オリンピックで一時的にリバウンドする事はあっても。
結局は日本の方が早く落ち着くのではないだろうか。

ワクチンで落ち着けばきっとGoToみたい事も始まるだろうし。
ここイポーで窓の外のゴルフ場をただ眺めているだけより楽しいのではないだろうか。


ロックダウン期間中に出て行くと戻って来れなくなる危険はある。
出て行くならば1年くらい戻って来ない覚悟が必要かも。

結論:それでも出て行く事になった。

でも具体的な話になる前に、議論をするような状態ではなくなった。
ろれつの回らない話が今も続いている。

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2021年06月13日

読めなくて困っているのはオリ・パラによる感染者の増加の程度

読めなくて一番困っているのはオリ・パラによる感染者増加の程度。

沢山の関係者が入国してきて爆発するような気もするし。
想像しているよりたいした事がないような気もする。


たいした事がないなら、明日にでも日本に向けて出発してしまいたい。
ちょっと現実的ではないけど。

爆発するようなら、落ち着いてから帰りたい。
結局のところオリ・パラの影響が分からないから動きようがない。

もう一つの不安。。。
今出て行ったら、簡単にマレーシアに戻って来れないかもしれない。

それは覚悟した。
いくらなんでも1年も経てば入れるだろう。

考えてみれば、その間に無駄になるのはコンドを借りている費用だけ。

今は各々自分の部屋を借りている。
当たり前だけど3部屋分の賃貸料を払っている。

1部屋だけを残して2部屋を解約する事にした。
仮に1年間戻って来ないとすると180万円の節約だ。


1部屋とは言っても150平米はある。
寝室は3つあるし、トイレ・浴室も3つある。

戻って来た時にしばらく一緒に住んでも不自由はない。
そして多分だけど、他にいくらでも空いている。

だんだん帰るイメージが具体的になってきた。

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2021年06月14日

このブログは誰に向かって書いているのか?

このブログを誰に向かって書いているのか?
一番の対象は、年を取って老人ホームに入っている自分だ。

ああ、あんなこともあったなあ。。。
と思えたら、楽しいだろうなと思って書いている。


あの時あんなことしてなければ、今頃こんな事になっていなかったのに。
と悔やんでいるかもしれない。

そうなってたら悲惨だ。

次は日本在住の方々かな。
このブログの7割以上は日本の方々だ。

どこまで正確かは分からないけど、seesaaブログにも解析機能は付いてる。

あと「ポチッ」の反応でも大体わかる。
以前はマレーシアへの移住情報を書くと反応が強かった。

特に「タマンデサ」の事には興味のある方が多かったように思う。

今はそうでもなくなった。
マレーシアへの移住のブームが去ったのだろう。

それに、マレーシアへの長期滞在ビザMM2Hの審査も止まっていて、この先どうなるか分からない。

イポーに越してきてからは、イポーの事を書く事も増えた。(一時は)
でも、イポーの事を書いても「ポチッ」の数が増えるとかの反応はほとんどない。

まあ、日本在住の方はクアラルンプールならともかく、イポーの事なんて興味はないだろうし。
あとイポーには読んで頂いている方は極めて少ないのだろう。

さっき、”きーちゃん”からメールが届いた。
「買物どこに行ってる?」

「〇×▽。」と答えたら。
「それならいい。」と言われた。

このリゾート周辺は感染者数が半端ないので、近所のスーパーには最近は行っていない。


”きーちゃん”にローカルさんからメールが届いたと言う。
スーパーのスタッフに数多い感染者が出たらしいから注意しろと。

なんで栃木に暮らす”きーちゃん”のところに届くのよ。

”きーちゃん”からのメールにはもっと具体的な事が書かれていたけど。
ちょっとブログにはなかなか書けない。

でもこの周辺に感染者数が多いのは追跡アプリでも容易に分かる。
やっぱり引きこもりだな。

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posted by kabumy at 23:32 | 日々の暮らし | 更新情報をチェックする

2021年06月15日

首相から「国家回復計画」の発表があったけど、長い戦いになりそうだ

明らかにマレーシアの毎日の感染者数が下がってきている。

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そうは言っても、今日も5,419人もいる。
まだまだ先が長い。

ワクチンの接種は遅々として進まない。
ロックダウンだけで下げている状況だ。

この悪夢は去年の3月から始まった。
mz0323.jpg
忘れもしない去年の3月18日から1回目のロックダウンが始まった。
毎日の感謝者の100人200人で大騒ぎしていた。

そしてロックダウンで抑え込んだ。
コロナの優等生と言われていた。

それがまさかこんな事になろうとは。


今日、ムヒディン首相から「国家回復計画」の発表があった。
今現在の完全ロックダウンが第1段階。

少しずつ解禁して行って、概ね自由になるのは第4段階。
感染者数は500人。
目標で11月かららしい。

ゴルフの解禁は、9月かな?10月なのかな?
でも多分延びるだろう。

どっちにしても相当長い戦いになりそうだ。

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