少しは節度ある人生を送れている。
我ながら、感心だ。
そうしたら、朝早くに”タマンデサの友人”から、電話があった。
ついさっきまで一緒に宴会をやってたのに、何か言い忘れた事でもあったのだろうか。
悲壮な声で、病院に連れて行って欲しいと言う。
宴会を解散して数時間経った深夜に、下痢と嘔吐が始まったと言う。
熱もあるみたいだけど、体温計がないから測れないと、泣いている。
冗談も通じない気配なので、取るものも取りあえず、迎えに行った。
救急車を呼んだ方がいいんじゃないか、とも思ったけど。
そこまでしなくても、大丈夫だと言う。
車で向かった。
今日はあいにくの日曜日。
一般病棟はやってない。
救急外来に行った。
結構混んでいる。
さすがに写真は撮れなかった。
氏名、住所、電話番号、生年月日、性別などの、基本的な情報に加えて。
現在の病状や、そうなった経緯などを、書類に書き込む。
パスポートを持って行った方がいい。
暫く待ったら、体温や血圧、脈拍などを看護婦さんが測ってくれる。
そうしたら、またしばし待機。
その間にも、彼は何度かトイレに。
しかし、6人で同じものを食べているのに・・・。
”じゅんちゃん”と”きーちゃん”にも、電話を入れた。
何ともないと言う。
何故に彼だけ?
やはり日頃の行ないなんだろうか。
20分ほどして、呼ばれた。
ベッドに寝かされて、いろいろと質問をされる。
日曜は、日本人通訳スタッフもお休み。
私のつたない英語で説明する。
何を食べたのかと、医者から聞かれたら。
何と、我々が帰ったあとで。
腹が減ったからと、親子丼とフルーツを食べたと白状した。
卵か、鶏肉か、フルーツか?
日本だったら徹底的に究明するんだろうけど。
マレーシアでは、その辺は適当。
本人の病気さえ治れば、”ヨシ”という事なのだろうか。
点滴打って、薬をもらって、帰って来た。
4-5日しても治らなかったら、また来てくれと言う。
付いてても仕方がないから、ホットラインと飲み水を枕元に置いてきた。
ひたすら寝てるようだ。
金曜からのイポー行き、延期した方がいいんじゃないの。⇒ ポチッ
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