もういまでも十分老後の生活みたいなものだけど、ほんとの老後が来た時の話だ。
早期退職をしたので、勤続年数が人より少なく、貰える年金も少ない。
周りの友人を見ると、不動産所得、事業所得。なかには不労所得なんかで稼いでいる。
私の買取引は、いったいいつまでやって行けるんだろう?
と書いた。
仲間内では、結構喰い付きがあった。
マレーシア在住の友人からは、お前はまだ稼げる手段があるからいいじゃないか。
自分なんか、年金で足りない分は、全部預金からの取り崩しだ。
最近怖くて残高を見れない。
サラリーマンをやってる頃は、決まった少ない金額だけど。
決まった日になったら入金されてた。
ATMから引き出して、残高が減ってきても、その日になるとまた増えていた。
いまその増えるという事がなくなって、どんどん減る一方の現実は、何年経ってもなれる事が出来ない。
この恐怖に、いつまで耐えられるのか、分からない。と言う。
ちょっとオーバーだけど、その気持ち分かる気がする。
東京在住の友人から、メールがきた。
随分とマレーシアで楽しそうにやってるみたいじゃないか。
自分は、あと3ヶ月で定年だけど、再雇用の道を選択した。
収入がなくなる恐怖に勝てなかった。
それに何をしていいのか、わからない。
ほんとに、新聞、散歩、図書館になりそうだ。
家にいてもカミさんから邪魔にされるだけだろうし。
もう既にキッパリと言われているそうだ。
会社を辞めるのはいいけど、私の生活の邪魔はしないでね、と。
厳しい!
会社に行ってる方が気が楽だという気持ちもわかる。
いろいろなところに、それぞれの老後が待ち構えているけど。
楽しい老後を送れるのは、一体どれほどいるんだろう。
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