2012年07月15日

デング熱のあれこれを友人君から聞いてきた

昨日、友人のコンドに遊びに行ってきた。
タマンデサの「ダナウプルマイ」というコンド。
日本人がとても多く住んでる。

中庭がとてもリゾートなところ。
そこにあるプールサイドで、寝っ転がって駄菓子ジュースを飲んでるのが、一番好き。
毎週のように遊びに行っている。

そこのコンドで、デング熱が流行っている。
市の保健省も消毒にやってきてる、と昨日書いた。

友人君も身の危険を感じて、最近は窓閉め切り状態でこもっている。
情報集めに精力的だ。
いろいろと教えてもらった。

デングウイルスを持っているネッタイシマカやヒトスジシマカに刺される事で感染する。
この蚊は、水たまりで繁殖する。どの蚊でもそうか。
空き缶に溜まった水なんかでも、超危険。
いつも刺されまくっている蚊より、一回り大きめらしい。

デングにかかると、高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、眼窩痛、倦怠感に襲われる。
40度近く出たそうだ。

刺されてから、4〜7日経ったら発症する。
発熱は、それから4〜8日間ほど続く。
熱の下がる頃に、痛みのある発疹が出る事がある。
食欲不振、倦怠感は、1〜2週間続く。

白血球と血小板が下がる。
血小板は150以上が基準値。
100以下になると、入院させられると聞いた。

去年日本で受けた健康診断の結果をとりだしてみたら、25と書いてある。
ありゃりゃ、私はいつもデングなの?
多分何か単位が違うんだろう、ガラパゴスジャパンは。

なので、高熱が出たら血液検査をすると、白血球と血小板の数値である程度分かるらしい。
「デングウィルスIgM抗体」という代物が血中に見つかったら、完璧にデング熱の太鼓判。
誰が何と言おうがデング熱。
ただ、この抗体が出るのに発症してから4〜5日くらいかかるので、それまではハッキリとは結論をだせないらしい。

なので、一番高熱の時は、「謎のウィルス感染症」のまま。
そうそう、熱は一旦下がってもまた上がって、M字曲線になるのが特徴だそうだ。

株でいうところの、ダブルトップだ。
この場面では、下がることが多いので、もちろん売りだ。
関係なかった。
熱もこうなると、下がって行くらしい。

予防はないのか、と聞いてみた。
唯一の予防は、蚊に刺されない事だと言われた。
確かに、窓も閉めたくなるな。
posted by kabumy at 17:30 | TrackBack(0) | 病気 | 更新情報をチェックする